金庫株について
金庫株というのはどのようなものかについて紹介していきたいと思います。金庫株というのは株式を発行した会社自身が取得した自己株式のことを金庫株というように呼んでいます。
会社の資本金というのはその発行している株式の数と、1株当たりの発行金額によって決定されているのですが、この資本金額によって会社の財政的基盤というのがつくられていきます。
その会社の発行している株式を発行会社自らが取得していくことを自己株式の取得と呼んでいて、取得した自己株式のことを俗に金庫株といっています。
何故、金庫株と呼んでいるのかというと、いったん株式を取得した後その自己株式を長期間金庫にしまっておくことができるという感じがすること、またそのようなイメージから自己株式を金庫株と呼んでいるそうです。
ですがこの金庫株、日本では従来から原則として禁止されている行為です。米国では州によって若干違ってきますが自己株式の取得は一定の要件を満たしていれば自由に取得することができるようになっています。しかし日本でも自己株式規制を緩和していけるよう、主として経済界からの要望が高まっていたようです。
そこで、商法が毎年のように改正されていき、2001年六月の商法改正により、ついに「原則禁止」から「原則容認」へと方針転換していきました。